9月29日(土)

今日の話は一昨日の続き。

Condon's でヴィック・ディッケンソンを聞いた後、すぐ近くにあった Jimmy Ryan's というジャズクラブに行きました。

ロイ・エルドリッジのバンドが出演しているというので期待してお店に入ると、

リーダーは他の仕事を終えて夜中から来るという事でメンバーだけで演奏してました。

で、そのバンドの事は、まったく記憶がないのですが、

チェンジでファッツ・ワーラーみたいな(ただし白人の)おじさんがピアノを弾いていて、これがとっても良かった!

夜が遅かったからか、店内もゆるゆるモード、

ピアノに張り付いて見ていた若い日本の女の子(私です。私!)にファッツおじさんから声がかかりました。

「キミもピアノを弾くのかい?」

顔を真っ赤にして(?)「ハイ」と答えた私に、「じゃあ、弾いてごらんよ!」とやさしいおじさんは言いました。

ってな訳でいとも簡単に、ニューヨーク・デビューであります。

演奏後、「良かったよ!」と握手してお店から飲み物をもらい、夢心地の私。

その後、ロイ・エルドリッジ御大が現れ、素晴らしいステージだったらしいのですが、

またまた、何も覚えておりません。とほほ…。

さてさて、思い出話はこのくらいにして、明日の日曜は久々のキャロライナシャウトのライブです。

西荻窪のミントンハウス、お待ちしています!


9月27日(木)

そういえば…、と思い出話第二弾であります。

晴海でオランダのディキシーバンドを見た頃、よく一緒に演奏していたバンドのメンバーとアメリカに行きました。

ロサンゼルス、ニューヨーク、ニューオリンズをまわる20日間の旅だったのですが、

2週間滞在したニューオリンズの事は前に書いた(→GO)ので、今日はニューヨークのお話。

当時、あのエディ・コンドンの店(Condon's)がまだあって、

ヴィック・ディッケンソンが出ている(すごい!)というので、みんなで聞きに行きました。

ドラムスは MJQのコニー・ケイ(他のメンバーは忘れました)。

へえ〜、こんな組み合わせありなんだって感じでした。

演奏はたぶん素晴らしかったんでしょうが、またまた、ほとんど記憶がないのです。

ただ、静かにタバコをふかすヴィック・ディッケンソンの姿と、

隣の席で聞いていた白人のオジサンに、

「お前たちって『このバンド』より上手いのか?」と質問されてビックリした事を覚えています。

とここまで書いて、「そうだ!写真があったはず」と押し入れを捜索したら…、ありましたよ〜。

モノクロなのは撮影者の趣味です。(いくら昔だからってカラー写真の時代でした。)

ピアニストがいたのは覚えているので、たぶんカルテットで出演していたと思います。


9月25日(火)

「ダッチスウィングのバンジョーの人が来てますよ」と坂本誠さんに誘われて晴海の見本市に行くと、

北ヨーロッパ(?)の食品フェアーが開かれていて、オランダから来たディキシーバンドが演奏していました。

何年の事か覚えてないのですが、私がプロになりたての頃なのでかなり昔の話です。

初めて聞くヨーロッパのディキシーバンド、何だかスマートでカッコいいバンドでした。

昨日急に気になって調べてみたら、あの時のバンジョーのおじさんは Arie Ligthart と言って、

伝統の「ダッチスウィング カレッジバンド」を支えたすごい人らしいのです。

何だか、記憶がぼんやりしている私。

あの時、初めて食べたキングオスカーのオイルサーディンの味、

(今とは違いシッカリと薫製していておいしかった!)は、はっきり覚えてるというのに…。

「ダッチスウィング カレッジバンド」のページで見つけた Arie Ligthart。

そういえばこんな方だったような。


9月23日(日)

昨日は横浜のBlue Moonに益田英生カルテットを聞きに行きました。

若手クラリネット奏者の益田さん、モダンなピアノトリオ(上手かった!)をバックに、

スウィングナンバーを吹きまくって中身の濃いステージでした。

ところで横浜と言えば、来月のジャズプロムナードに私も参加します。

10月6日(土)の午後の部でファースト(日ノ出町駅から徒歩3分)というお店に、

白石幸司(cl)、宮崎正秀(b)、日高弘(d)の三人とカルテット(キャロライナシャウト)で出演します。

世界最大級のジャズフェスティバルだそうで、会場も出演者もすごい数!!

チケットはフリーパスで全会場をまわれるスタイルで「チケットぴあ」や「ローソン」でも扱っています。

初出演ですので、ぜひ応援して下さい!!


9月17日(月)

久々の3連休でのんびり。

ちょこっとコンサートの写真集をアップしました。→GO


9月14日(金)

ちょこっとコンサート、無事終了!

当日まで気を揉みましたが、まずまずのお天気でほんとに良かったです。

今回はこの1年の成果を聞いていただく、というコンセプトで構成。

今年は木曜日だった事もあって、満席にはなりませんでしたが、

何だかいつもより、一曲一曲の拍手が大きかったように感じました。

聞きに来て下さったお客様、手伝ってくれたスタッフのみんな、そして素晴らしい出演者の面々、

本当に感謝、感謝です。

さっそく、ステージ写真第一弾が送られて来ました。

これは、アンコールで全員集合の写真。Yちゃん、ありがとう!

で、この後、前で歌ってしまった私です。とほほ…。


9月11日(火)

報告が遅くなりましたが、

先週の土曜日に「オリオンズ」で(1年前に亡くなった)澤井慶明さんを偲ぶ会がありました。

私はトランペットの下間さん、ベースの小林さん、ヴォーカルの影山ミキさんと出演、

「慕情」や「思い出のサンフランシスコ」など澤井さんゆかりの曲を演奏しました。

お店のお客様を中心にたくさんの方々が集まり、思い出話に花が咲きました。

さて、今日は土曜日お世話になった下間さん、小林さんと東京倶楽部のライブです。

このところ湿っぽいお天気ですね。明後日のちょこっとコンサートも心配!

う〜ん、晴れ女の面目、保てるでしょうか?


9月9日(日)

昨日の「The Mississippi Rag9月号」ですが、写真のページの後に紹介文があります。

"Yoshimi Fukasawa and Carolina Shout, a band formed in Tokyo in 1993,
echoed the sounds of New Orleans with the leader's piano, Tetsu Shimoma,trumpet;
Koji Shiraishi,clarinet; Nagome Sakuma,guitar; Shigematsu Tano,acoustic bass,
and Hiroshi Hadaka,drums.
This was an interesting and compelling group, attracting a lot of attention"

ドラムスの日高弘さん、「ヒロシ ハダカ」になっています。

もちろん写真がないからって、けっしてそのような姿で演奏した訳ではありません。念のため。


9月8日(土)

昨日配信されたトラディショナルジャズ専門誌「The Mississippi Rag9月号」に、

6月のインディアナのジャズフェスティバルのレポートがあり、

深澤芳美とキャロライナシャウト(Yoshimi & Carolina Shout)が、登場しました!

「あっ、プレスの人が狙ってる」っと思わずカメラ目線の私…。

拡大して見たい方はこちら→GO

いよいよ来週の木曜は、ちょこっとコンサート

この大好評だったインディアナでの演奏の再現ステージ?もあります。

引き続きチケット好評発売中です。ご予約はメールでGO


9月7日(金)

来なければ良いなあと祈っていたのですが、台風直撃。

でも昨日の浅草HUBのライブはやったんです。

お客さんは20人ぐらい、

トランペットの鈴木正晃さんが遊びに来てくれて、何だか中嶋さんもパワーアップ、

お店の中はすご〜い一体感で盛り上がりました。


9月4日(火)

楠堂さんのサイトの管理人のUSAGIさんから、先日のピクニックコンサートの写真が送られて来ました。

遠くから撮ったと思うのですが、良い写真が一杯です。

お気に入りで写真集を作ろうかなあっと思ったら、

彼女のレポートのページにみんなバッチリ収まっていたので、ぜひ見て下さい。→GO

私の個人的ベストショットはこれ。

午後1時頃のステージです。暑かったですよ〜。


9月2日(日)

昨日のモンターニャのライブ、

「September In The Rain」で始まり「Rose Room」でシメ。

久々に聞いた今野さんのアルト、やっぱり素晴らしかったです。

そして「クラリネットはなあ」と言いながら、3曲吹いてもらったのですが、

こっちもスゴかった!

ベースの小林真人さん、ギターの佐久間和ちゃんの完全アコースティックサウンド(マイクはMC用一本のみ)

にピッタリはまり、響きの良いお店で心地よいひとときでした。

ところで、モンターニャは今日で5周年だそうです。

年に3回ほど出演させてもらっているので、昨日が15回目ぐらいだったのかな。

何と私のライブ、皆勤賞のお客様がいるのです!…もう感謝!感謝!

そのWさんのお気に入り、「I'm In The Mood For Love」を演奏しながら、

昨日は何だか、しみじみしてしまった私です。


最新版にもどる

前へ

バックナンバー


HOME

スケジュール プロフィール CD ギャラリー リンク